トゥギャザー











「光」
「何?」
「・・・何でもない」
「どうしたんだよ」
「何でもない」
「ふーん」
いつまで、こうしいられるだろう?
最近そんな事ばかりを考えている気がする。
いつまで、こうやって、


「ずっと」
「光?」
「ずっと一緒。」
「わかったの?」
「当たり前だろ、」


言わなくても通じるし、考えてることはすぐわかる。
それが僕たち。
二人いればいいし、他は何もいらない。


「やっぱりわかっちゃうんだよね」
「馨は一緒に居たくないの?」
「わかるでしょ?」
「わかるよ、わざと聞いてんの」
「光はどうなの?」
「わかるだろ?」
「うん」

二人で吹き出して、手をとりあう

「「ずっと一緒。」」

目をつぶるのも、口づけをするのもわかる。
相手の考えてることは、何だってわかってしまう。

「馨は僕が好き?」
「わかるでしょ?」
「言ってよ」
「光は?」
「馨が先だって」
「光が言わなきゃ僕も言わない」
「ずるいって」
「光」
「ん?」
「僕のこと好き?」
「うん」
いつもそう、欲しい言葉をもらって、
相手が欲しい言葉をあげる。



「「大好きvv」」


ベットの中抱きしめあって、また眠る。
ずっと一緒に。