それが理由になるから



「あ、ユウ起きたさ」
「ん」
「ユウ〜」
「・・・」
「また寝るんさ?」
「ん」
「つまんないさ」
「、るせぇ」
「そんなに疲れたんか?」
「・・・」
とうとう無視されたさ、
ユウはした次の日はいつもベットでごろごろする。
別にそれはいいけど、話位してくれたっていいのに、
起きてても目をつぶって、聞いてくれない。
「ユウ〜いじけるよ?」
「いじけてろ」
「うわっ、そういうことだけ返すんさ」
「・・・」
それから、一時ユウの顔をずっと見てた。
目をつぶってたら、ホント女みたい。
きれいな顔。
肌もきれい。
髪も。
ベットの上に広がっている髪を指で絡めながら、
ぼーっとして、それにも飽きたから。
今度は三つ編みをしてると、
「うぜぇんだよ」
「あ、起きたさ」
「さっさとそれ解け」
「わかったさ」
ユウの髪はすっごくキレイで、解くのも簡単だ。
「はいできたさ、ユウご褒美頂戴v」
「死ね」
「酷いさ。ユウが起きるのずっと待ってたのに」
「しらねぇ」
「ユウ」
「なんだよ」
返事が返ってくるのが嬉しくて、
そのままユウの手を握ってキスした。
「っん、おいラビ、斬るぞ」
「ユウ〜vv」
「聞けって」
片方の手を放して、ユウの髪に触れた。
そしてまたキスした。
チュっと音を立てると、ユウはすぐ照れる。
「照れてるv」
「っ、死ね」
「あはは」
また、ユウの髪を弄ぶ
「ラビ」
「ん?」
ユウが空いた方の手を伸ばしてきた、
その手を掴もうとしたら、
髪を思いっきりつかまれて、
「いてっ、うわっ」
そのまま、下ろされたから、ユウの唇に触れた。
「ユウ?」
「ふん」
「ユウは負けず嫌いさ」
「うるせぇよ」
そうやってまた、ユウに絡まる。
首筋に顔を埋めて、吸い付く。
「あっ、ラビやめろ、」
「やだ」
「っ、朝だぞ」
「知ってるさ」
「ったく」
「ユウ大好き」
「そうかよ」
ユウは諦めて腕を絡めてきた
「だから、やなんだよ」
「なにがさ?」
「別に」



絡めた指から熱が伝わる。