Good night. Sweet dreams.





































「それでね、ミサカは腕を振りながら全身で喜びをーって、わ・・・ぁ」
「っとに期待を裏切らねェガキだなァ」
「ぅ、ジュース零してびしょびしょになっちゃった・・ってミサカはミサカは一応報告してみる」
小さい体を更にこじんまりさせて、こちらを伺う
取り敢えず近くに有ったタオルを投げる
「・・ったく、言わンこっちゃねェ」
「ミサカのベッドがびしょびしょーてミサカはミサカはタオルで拭いてみるけど、あんまり効果は無いかも」
「・・・んー」
「・・という事で、今日はあなたのベッドにお世話になるからってミサカはミサカの先手必勝っ」
「あ゛?何がという事でだクソガキ、ぶっ飛ばすぞ」
「だって、この部屋にはベッドが2つしかないものってミサカはミサカは余裕の笑みを浮かべてみる」
「他の部屋があンだろォ」
「もー、ひとりで寝るのは寂しいんだからーってミサカはミサカは愚痴ってみる」
「・・・・・・・勝手にしろ」
「うんってミサカはミサカは喜んでみる。ミサカはベッド汚しちゃったこと謝ってくるー」
コロコロ表情を変えて、ガキは駆け出す
ベッドのシーツとマットは洗濯行きだなァ




「この所天気が良いから2、3日で乾くだろうって、でも零したのオレンジジュースだったら大事件だったかもってミサカはミサカは飲んでいたのがアップルジュースで良かったって一安心してみる」
「そら良かったなァ」
「相変わらず全然聞いてないんだからってミサカはミサカは枕を引っ張ってみる」
「っうぜェ・・」
「・・・」
「寝ろ」
「あ、何度も言うけど寝込みを襲うのは、」
「わーってるからさっさと寝ろ。つーか、ガキ無駄な心配してンじゃねェよ」
「むーっそれはそれでムカつくかもーってミサカはミサカは女性として扱われたいけど寝込みはNGって微妙な乙女心で悩んでみたり」
「なんだァ?襲われたいってかァ?」
「そ、そんなんじゃないもんってミサカはミサカは予想外の発言にちょっと動揺してみたり」
「無駄な心配だなァ」
「だからー!!それはそれで、」
「寝ろよ」
「もー、一方通行はデリカシーが足りないかもってミサカはミサカは憤慨してみる」
「へいへい、わかったから寝ろって」
ガキの頭をポンポンと何度か撫でる
「むーやっぱりあなたは乙女心がわかってないかもってミサカはミサカは・・・・・あれ?一方通行?」
「・・・」
面倒になって狸寝入りする
「寝ちゃったの?」
「・・・・」
それでも、機関銃みたいなガキの話は続く
「ミサカを置いて先に寝るってどーなの?ってミサカはミサカはちょっとご立腹っ」
「・・・」
「これはもう、明日イチゴケーキを食べさせてもらうしか無いかもってミサカはミサカは思いついた名案を忘れないようにネットワークに展開してみたり」
「・・・」


「・・・・あのね」
「・・・」
さっきまでの勢いが止まって、小声で話し出す
「あなたにこうやって腕の中に収めてもらうのはとっても安心するから好きかもってミサカはミサカは告げてみる」
「・・・・」
「だから、おやすみのキス位なら許してあげるかもってミサカはミサカはあなたが寝ているのをいいことに大胆発言してみたりー」
腕の中でクスクス笑う声がして、
「おやすみ一方通行」
そう言ってやっと静かになった
寝つきのいいガキからはすぐに寝息が聞こえる
「・・・オイ」
「・・・・・・ぅ・・」
返事が無いことを確認して目を開ける
緩みまくった顔が腕の中にある
顔にかかる前髪を梳いて、
額にほんの少しだけ唇を触れる

「おやすみ打ち止め」
「・・・ん・」