らびっと




































「見て見て一方通行っ」
「あ?」
「芳川が結ってくれたのってミサカはミサカは見せびらかしてみる」
「・・はあ」
「テンション低いーってミサカはミサカは跳ねてみる」
「あー・・・」
「ね、ね、結ってもらったのってミサカはミサカは小首を傾げてみたり」
「で?」
「もー、褒めて欲しいのにーミサカはミサカはあなたのデリカシーの無さに憤慨してみたり」
「うるせェなァ」
そんなやり取りを繰り返している内、黄泉川から忠告が
「ほんの少しでも違いに気付いてあげないと、もてないじゃん?」
「どう?どう?」
「・・・」
「・・・・・」
「ウサギだな」
「それってミサカはウサギさんみたいに愛らしいってこと?ってミサカはミサカは言葉巧みに誘導してみたり」
「ちょろちょろうぜェ」
「黄泉川も芳川もかわいいって言ってくれたのにーってミサカはミサカは地団駄を踏んでみる」
「良かったなァ」
「もーってミサカはミサカはあからさまに頬を膨らましてみたり」
「何だよ」
「あなたに褒めて欲しかったんだもんってミサカはミサカはいじけてみるー」
「何で俺が」
「ミサカだって女の子なのにー」
目の前で背を向けて、俯いて、
それを黄泉川と芳川がニヤついた面で見ている




「・・・ったくよォ」
「むー」
打ち止めの横を通り過ぎる
「・・・・」
「わっ」
チョップする
「良んじゃねェの」
「え」
「チビらしくお似合いだって言ってンだよ」
「・・ぁ・」
ぽんぽんと頭を撫でる
打ち止め顔がどんどん赤くなる
「一方通行が褒めてくれたーってミサカはミサカは感激してみる」
「良かったじゃん打ち止め」
「うん・・・うんってミサカはミサカははにかんだみたり」
黄泉川が打ち止めの頭を撫でられる
「褒めてねェつの」
そのまま玄関へ向かう
「あら、出かけるの?」
「散歩」
「ミサカも行くってミサカはミサカは急いであなたについていく」
「留守番してろ」
「いやっ今すっごく一緒に居たいのってミサカはミサカは大告白してみる」
左手を両手で握られる
「好きにしろ」
「ミサカの幸せ指数は絶賛上昇中なのだってミサカはミサカはスキップしてみる」
「・・・・」
はねるたびに、髪が揺れて
「・・似合うと思う?ってミサカはミサカはちょっと遠慮気味に聞いてみる」
言ってる時点で遠慮になってねェよ
つーか、せわしねェウサギみてェで
「てめェにはよく似合ってンよ」
「・・きゃーミサカはあなたにメロメローてミサカはミサカはにやける頬を両手で押さえてみたり」
「だから、褒めてねェ」
「いーの、ミサカが嬉しいから喜んでるだもんってミサカはミサカはあなたにひっついてみる」
「だから・・・」
「褒められた〜♪一方通行に褒められた〜♪」
横で妙にはしゃぐ打ち止めを見て思った
こいつが良いなら
「まあ、」
「明日も結ってもらお〜ってミサカはミサカは宣言してみたり」
「・・良いか」
と。