キスマーク








































「んー、む、んー」
「何してんの?最終信号?」
打ち止めは左腕を口元に近づけ、唸っている
「んー」
「ん?」
「ほら、こうすると赤くなるのってミサカはミサカは鬱血の体感を」
「何キスマーク作ってんの?」
「・・・・?」
「ぎゃっは、落ち着けよ親御さん」
即座俺に向けて笑い出す
「どうしたの?」
「ぎゃははっやっばいよ最終信号、面白すぎ」
「お前が落ち着けよ」
文字通り腹を捩れそうな位笑う番外個体に面倒くさい視線を送る
「ん?何だかわけがわからないんだけどってミサカはミサカは小首を傾げてみたり」
「いーのいーの、お子ちゃまな最終信号はそのままで」
「・・・・」

「むむ、その扱いには異議有りってミサカはミサカはビシッと指さしてみたり」
「いやあ、ホント面白いは最終信号、その調子で第一位ボコボコにしてやってよ」
「とりあえず、番外個体の腹が捩れるから止めてやれ」

「むー全然わかんないんだけどってミサカはミサカは腕を組んでみたり」
「親御さんやっさしー、てかでも、折角だからさあ、いっだ」
「・・・・」
無言で軽くチョップした
俺と番外個体を見比べて
「うーん。この行為は封印することにしますってミサカはミサカは宣言してみる」
「それで良し」
「つまんなーい」
まだ遊び足りないの駄々をこねるような番外個体に、黄泉川からストップが入る
「ほらほら子供たちー御飯じゃん」
「「はーい」」
「・・・」
今日も一つ、大きく溜息をついた