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「アウルっ見てこれかわいい」 「ん?林檎あめじゃん」 「りんごあめ?」 「ステラ食ったことないのかよ」 「ステラ 知らない」 「ふーん、」 今日はスティングもネオもいない、 近くで夏祭りがあってるから、 遊んでこいって、ネオが小遣いをくれた。 「りんごあめ・・」 あんまり欲しそうにするから、とりあえず一個買ってみた 金もあるし 「ほら」 ステラは林檎あめを受け取った 僕はしばらくステラを見てた 「何で食わないの?」 「これ、どうやってたべるの?」 「ばーか、普通にこうやて食えばいいんだよ」 ステラの腕を掴んで、リンゴ飴を自分の口まで運んだ。 「あ、ステラの」 「買ったのは僕だろ」 「固い」 「じゃあ舐めとけは?」 「ん甘い」 「おいしい?」 「うん・おいしい」 「良かったじゃん」 「・・あ、」 ドンっと花火を打ち上げる音がした。 「きれい」 「うん」 「アウル」 「ん?」 「また、来ようね」 「うん」 僕はステラの髪を撫でた   また花火があがった 「ステラ」 「なに?・・・ん」 「甘っ」 「おいしい?アウルも食べる」 「ん?ステラたべよっかな」 「ステラ?食べるの?」 「ばーかほんとに食うわけないだろ」 「うん」 「ばーか」 「うん」 「ステラ」 「うん?」 「またこような」 「うん」 「約束な」 「うん」 また

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