「聴こえないっ」
「・・好きだっていったんだっ」
 
  
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  

ずっとこのままで

声が聴こえた。 「う、そ…ドミニク!」 the-endのコックピットが開いた 「え?」 そして、目が合った。 わかるよ。 「行ってくるね」 空に放り出されたあたしは、必死ドミニクを追った 思うように動けなくて、手を伸ばしても届かなくて 「ドミニク!」 「アネモネ!!」 っ届かない。 その時、あたしの手をガリバーが引っ張った 届いた 「アネモネっ」 伝わる温もりにひどく安心した。 「ドミニク」 「えっと、久しぶり、アネモネ」 拍子抜けしそうになる 「ばかっ、危ないじゃない!」 「‥ごめんっ」 「ずっと、待ってたんだからね」 「ごめん」 「でも、いいわ許してあげる。」 そう言うと、ドミニクはびっくりしてた。 「救ってくれたから」 「‥救えたのかな?」 「救おうとしてくれたっ」 「嬉しい」 「初めて、そんな顔見せてくれた」 「え?」 「とても、素敵だ//」 「聴こえないっ」 「‥好きだって言ったんだっ」 おでこにキスした 「あ、////」 「もう、死んだっていいわっ」 あなたがいてくれるのなら、 死んだってかまわない。 不思議、落ちてるのに全然怖くない。 今度は唇にした。 「あたしも、大好き」 ずっとこのままで