目の前にはいっぱいの、花があった。 オレンジに近い色。 「どうしたの?」 「えと、アネモネに」 「くれるの?」 「あ、気に入ってくれたらなんだけど」 「ありがとうv」 「あ、うん。よかった」 「大好きv」 「えっあ、ありがと////」 真っ赤になって、俯いてるドミニクに。 たくさんの花を持ったまま抱きついた。 「こんなにたくさん、始めた見たわ」 「よかった。」 「ほんとにありがとう」 「うん」 「すっごく嬉しいv」 抱きしめた腕は解かなかった。 ドミニクが花束も一緒に抱きしめてくれたから。 「大好きv」 「ありがとう」 少し腕を緩めて、見つめ合った。 これからも、ずっとずっと、一緒にいたい。 太陽よりも輝く花。 アネモネ